松田町は、新型コロナウイルス感染症の影響等もふまえ、子育て世帯の経済的負担軽減のため、「子育て世帯緊急支援事業」として町内で使用できる飲食券1万円分を交付している。子ども2人以上の家庭には商品券の追加支給も行っている。
この飲食券は、感染症の影響により利用者が減少している町内の飲食店等(その他食料品を扱う事業者も含む)で使用できる。6月10日から飲食券の交付(券の引換え)が町役場や健康福祉センター等で始まった。町内の全対象世帯は780世帯で、6月15日の時点で約265世帯に交付している。引換は感染症対策の観点から予約制となっている。飲食店の参加登録事業者は店頭にステッカーを掲示しており、15日の時点で44店舗となっている。
対象世帯は、0歳児から高等学校・高等専修学校・高等専門学校の在学者を養育する世帯(基準日は令和2年4月30日)。対象世帯に町内の飲食店で使用できる飲食券1万円分(1000円×10枚)を交付する。子ども2人以上の世帯には、2人目から子ども1人あたり5000円の町商工振興会商品券が追加交付される。
町内で2人の子育て中の男性は「大変ありがたい。町内の飲食店の助けにもなるし、近くですぐに行けるのもいい」と大歓迎の様子。
本山博幸町長は「コロナ禍の影響で学校等が自粛休業となり、子育て世帯の生活が一変した事を踏まえ、飲食券を配布することとしました。この事業が生活費の一助や町内商店等との経済交流に繋がり、町をみんなで守り支えあう”郷土愛”が育成されることを期待します」と話していた。
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