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足柄 社会

公開日:2026.08.22

消費生活相談窓口「定期購入」の苦情増 神奈川県が注意呼び掛け

 神奈川県はこのほど2025年度に県内の消費生活相談窓口で受け付けた相談総件数が7万2383件(苦情6万7644、問合せ4739)だったと発表した。

 苦情相談件数の多い品目を見ると、1位は化粧品で「1回限りのつもりが定期購入だった」という相談が多い。2位は不動産貸借で、退去時の原状回復費用が高額で納得できないと言う内容。このほか「カード会社から身に覚えのない利用通知メールが届いたがどうしたらよいか」という相談も目立った。

 定期購入相談増加の背景にあるのは「お試し」「初回限定価格」「定期縛りなし」といったSNSの広告を見て定期購入と思わずに購入してしまったケースが多い。

 初回商品が届き、代金を支払った後に注文していない2回目の商品が届き、販売店に連絡すると「定期購入だから2回目を支払ってからでないと解約できない」と言われた、「無料通話アプリの広告で購入したが効果がない。解約期限前に連絡したが電話がつながらない」が主な相談事例だ。県は【1】購入条件をよく確認する【2】購入を急がせる文言に左右されず落ち着いて判断する―といったポイントを挙げる。

 年代別に見ると、65歳以上の高齢者で苦情相談が多い品目は化粧品、分電盤、パソコンサポート、屋根や給湯器、健康食品で、訪問販売によるものが多い。一方、29歳以下の若者では、不動産賃借、エステ、医療脱毛・美容医療、副業サポート契約、アフィリエイトで、マルチ・マルチまがいの契約が突出して高かった。

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