秦野市 年少人口の減少続く 2020年には構成比10%に
5月5日は「こどもの日」。この日にちなみ市内ではイベントも行われる。しかし人口統計を見ると市内の子どもの人数は年々減っており、2020年には全人口の10・3%まで減少するという推計も出ている。現状を取材した。
秦野市の人口(住民基本台帳人口)は3月末現在で16万4523人。このうち年少人口(0〜14歳)は2万821人で全体の12・7%を占め、生産年齢人口(15〜64歳)は62・9%、老年人口(65歳以上)は24・4%となっている。
過去5回の国勢調査を見ると、総人口は直近の2010年調査で17万145人。初回調査から一貫して増加していたが、現在は減少傾向にある。年少人口は1990年調査では全人口に占める割合が18・9%。しかし、2010年調査では12・6%にまで減少している。生産年齢人口も72・9%が67・0%に減少、これに対し老年人口は8・1%から20・4%に増加しており、高齢化が進んでいる状況が浮き彫りとなっている。
2010年、市は新総合計画の策定にあたり、人口推計を実施した。それによると総人口は2013年をピークに減少に転じるとしており、2020年には年少人口が10・3%まで減少すると推計している。
市こども育成課によると、新成人人口もピーク時(1993年)の3567人から今年は1800人まで減少し、およそ半数となっているという。
年少、生産年齢人口の減少は、税収などの財政にも大きな影響を及ぼすことになる。こうした現状を踏まえ、市は「子育てがしやすいまち」をめざし、新規事業として病後児保育に取り組むなど、計画を打ち出している。
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