マクドナルド小田急秦野駅店で発生した強盗事件の容疑者逮捕に協力したとして、秦野警察署(横山俊二署長)は8月10日、同店アルバイトの上村幸徳さん(23・東海大学4年)と臺(だい)原誠さん(22・同)に感謝状を贈った。
同署によると、7月21日の夕食時、込み合う店内にカッターナイフを持った男が押し入り、「金を出せ」とカウンターにいた女性従業員を脅した。犯人がカウンターを乗り越えたところで異変に気付いた臺原さんが対応し、隙をみてカッターを持つ腕を押さえたという。そこに上村さんが合流し、一緒に取り押さえた。
上村さんは、「犯人を引き渡した後に手が震えた。誰もケガをしなくて良かった」と話した。また、警察官が将来の夢の一つだといい、この秋神奈川県警の採用試験を受ける予定という。「使命感のある仕事に就きたい」と力強く語った。
臺原さんは、「身近でこんな事件が起こるなんて驚いた。今後は、感謝状に恥じないような生活を送りたい」と話した。
横山署長は、「とても感謝している。秦野の治安は市民が一緒に守っているのだと実感した。これからも一緒に守っていきたい」と述べた。
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