茨城県で10月12日から14日に開催される全国障害者スポーツ大会「いきいき茨城ゆめ大会2019」に、秦野市から井下昭二さん(68/フライングディスク競技)、古谷要さん(61/卓球・STT競技)、遠藤麻衣子さん(41/陸上競技)、田中義信さん(21/同)、東海林昇さん(23/同)、石川蓮さん(19/同)、早川雅人さん(27/水泳競技)、小島雪乃さん(18/同)の8人が、神奈川県代表として出場する。
同大会は全国の都道府県・指定都市選手団約5500人が参加し、個人6競技・団体7競技とオープン競技を実施する。オリンピック後のパラリンピックのように、国体終了後に開催される国内最大の障害者スポーツの祭典となっている。
50mとスラローム出場遠藤麻衣子さん
出場者の一人である遠藤さんは、脳性まひによる障害で右足のみで車いすを操作している。昔から体を動かすのが好きで、20代半ばから陸上競技を始めたという。
以前住んでいた茨城県では60mで同大会出場経験を持ち、神奈川でも50mの県記録を出した実力者。今回は50mと、ポールの間を決められた方法で走り正確さとタイムを競うスラロームに出る。
今は育児をしながら練習に励む日々。週1回の練習を中心に、自宅回りでの自主練や夫の休日に練習に付き添ってもらうなどしている。スラロームに必要だが苦手としている「前漕ぎ」や、持久力強化、陸上用スパイクに慣れる特訓をしている。
「国体に出てすごいと周りに言われて、うれしさもあり、とても生きがいを感じる。自己ベストを更新し、いい記録が出せるようがんばりたいです」と意気込みを語った。
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