2020年春の褒章が4月28日付で発表された。秦野市からは長年にわたりボランティア活動に従事し、顕著な実績を挙げた人に贈られる『緑綬褒章』に山田喜久子さん(80)と本町第二友愛チームが選ばれた。山田さんと同団体は5月下旬に高橋昌和市長のもとを訪れ、受章報告をした。
山田さんは、社会福祉法人むつみ福祉会「菖蒲荘」でボランティアを36年間続けてきた。施設利用者に水墨画やちぎり絵などを教えており、ちぎり絵に使う紙も山田さんが利用者一人ひとりの体の状態を考えて紙の大きさを変えるなど、少しでも楽しんでもらうため工夫を凝らしている。山田さんは「今回このような褒章を頂き、感謝感激。みんなが楽しみに待っていてくれると思うと休むわけにはいかないと、36年積み重ねてきた。これからもできる限りは続けていきたい」と話した。
本町第二友愛チームは老人クラブが中心となり組織された奉仕団体。在宅で寝たきりの地域の高齢者などを訪問し、日常生活の手助けや話し相手になるなど、日々の見守りを行っている。同チームは「受章は大変光栄なこと」と話していた。
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