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秦野 経済

公開日:2023.02.10

平塚市
大神地区でまちびらき
ツインシティの門出祝う

  • くす玉割りには地元小学生も参加

 平塚市と相模川を挟んだ寒川町倉見地区で一体的なまちづくりを目指す「ツインシティ構想」。その平塚市側の大神地区で1月28日、まちびらき記念式典が開催され、落合克宏平塚市長や河野太郎デジタル相、黒岩祐治神奈川県知事ら関係者、地域住民が新たなまちの概成を祝った。

 式典は今春開業する大型商業施設「ジ・アウトレット湘南平塚」の敷地内に設営された会場で実施。主催者あいさつで同市ツインシティ大神地区土地区画整理組合の小林茂理事長は「市民の夢を乗せ、未来に羽ばたく大神地区として愛され続けるまちになるよう祈念したい」と思いを込めた。

会場ではくす玉割りや記念植樹が行われたほか、東海大学チアリーディング部のステージや地元商店の出店等で賑わった。

 同地区では今年度末までに土地区画整理事業の総事業費約94%が執行される。今後も大型商業施設や物流施設開業のほか、約3300人が居住する住宅街区や道路・公園などの都市基盤の整備が進められる予定だ。家族連れで訪れた今村智史さん(43)は、「国道129号を通勤で通る傍ら、どんなものが出来上がるか楽しみだった。広場も大きく、子どもを連れていける場所が増えてうれしい」と期待を寄せた。

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