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公開日:2026.11.06

秦野高校 100年に一度の式典挙行 生徒主体の発表も

  • 記念式典の様子

    記念式典の様子

  • 劇中、宮田寅治との邂逅

    劇中、宮田寅治との邂逅

 神奈川県立秦野高等学校(大江雅美校長)が10月29日、創立100周年記念式典を、クアーズテック秦野カルチャーホール(文化会館)大ホールで開催した。式典には全校生徒のほか、久保寺忠夫創立100周年記念事業実行委員会委員長や伊藤洋一PTA会長、神奈川県の花田忠雄教育長、高橋昌和市長らも来賓として出席した。

 140年前、平塚市の宗信寺本堂を仮校舎にした三郡共立学校から始まった秦野高校。1926(大正15)年に組合立奈珂(なか)中学校設立が認可され、大根村下大槻103番地に敷地が選定されたことで今につながる100年の歴史が始まった。

 式典は第1部と、生徒有志と教員で構成された100周年記念発表プロジェクトチームによる第2部に分けて実施。式典は担当教諭が編集したオープニングムービーで幕を開けた。

OB記念講演も

 映像では、チアリーディング部の生徒2人がナビゲート役に。宗信寺や現在の校内を巡りながら、学校に残る昔のアルバム写真などを通して歴史を振り返った。終盤に挟み込まれた秦高OBの現任教諭たちのアルバム写真で、生徒たちは大いに盛り上がっていた。

 その後、久保寺実行委員長や大江校長、来賓祝辞が行われ、100周年記念マスコット「ひろっぴー」を考えた久保寺優月さん(3年)と、100周年記念ロゴをデザインした田中裕人教諭への感謝状贈呈も行われた。

 第一部の最後は、秦高OBで第32代東洋太平洋バンタム級王者新田渉世さん(川崎新田ボクシングジム会長)を招いた記念講演を実施。高校時代の思い出を交え、「“負け”に負けるな」をテーマに、王者になるまでの自身の挫折と奮起を現役生に語った。

劇で伝えた歴史

 第2部では、脚本・キャスト・照明・演出のすべてを生徒が担う劇「100周年の軌跡とこれからはじまる秦野高校の歩み」を披露。劇はVRゴーグルをつけた生徒が140年前の草創期にタイムスリップし、秦高創立功労者の一人である宮田寅治に出会うところから始まった。

 時代を超える幕間に吹奏楽部、弦楽合奏部、チアリーディング部、ストリートダンス部の発表を挟むなど飽きさせない工夫も。劇中の会場を巻き込んだ歴史クイズも盛り上がりを見せた。

 終戦直後や、共学が始まった頃などを経て、最後は新しい制服を身にまとう未来の秦高生の時代に。エンドロール後、同窓会の第一応援歌・第二応援歌披露と、創立80周年記念歌『Yes, I Believe in You』の全校合唱で、盛況のまま幕を閉じた。

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