秦野市は2023年度の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を明らかにした。小学5年生男女の体力合計点が調査以来初めて県平均を上回り改善。市教育指導課は中学校の体育教諭などを小学校に派遣する「体力向上サポーター」の取り組みなどを要因として挙げた。
毎年小学校5年生と中学校2年生の男女児童・生徒を対象に、スポーツ庁が実施している体力調査。50m走や20mシャトルラン、ソフトボール投げなど、8種目の記録を得点化し、80点満点の体力合計点として算出している。
市内では、小・中学生男女ともに体力合計点では全国平均を下回ったものの、小学5年生は男女ともに調査以来初めて県平均を上回った。また、市が重点種目としていた20mシャトルランでは、小学5年生男女で昨年に引き続き県平均を上回る結果に。また、中学2年生男子は78・69回の記録となり、県平均の77・13回だけでなく全国平均の78・07回も上回った。
今回特に小学生男女の結果が向上した要因について、同課は児童の力が発揮できる支援体制が整ったことや、体力調査期間に全小学校に「体力向上サポーター」を派遣したことを挙げている。体力向上サポーターは、中学校の体育教諭などを小学校に派遣し、体育指導の充実を図る取り組み。今年は元中学校体育教諭を体力調査実施期間に市内全小学校に派遣。体力調査の目標設定や、各種目の正しい計測方法などを周知したという。
また、各学校も体力向上や運動に独自に取り組んでいる。「なわとびチェック表」を作成し、学校全体で休み時間に取り組む小学校や、生徒会と連携し、異学年交流ができる体育的取り組みを行う中学校もあった。
同課では、今後も体育向上サポーターの派遣を継続するとともに、各校の効果的な取り組み事例を市内で共有する予定。
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