4月1日付で秦野商工会議所青年部の会長に就任した 石井 亮裕(あきひろ)さん 千村在住 39歳
やる気をもって活動を
○…会員数68でのスタート。「基本的にやる気があれば何でもできると思ってます」。その信条をもとに『心〜強い気持ち、共に未来へ〜』をスローガンに掲げた。「みんなには積極的に参加してほしい。あわせて、参加して楽しい環境づくりもしないと」。秦野たばこ祭や献血、研修などの事業のほか、今年度は子どもにスポットを当てた事業も展開していきたい考えだ。
○…青年部に入ったのはおよそ10年前。現在、秦野商工会議所会頭を務める父・時明氏の勧めがきっかけだが「最初は自分が知っている人がほぼいなくて嫌でした」と苦笑する。しかし会議に真面目に出席しているうちに理事のポジションも与えられ、運営に関わるように。活動が楽しくなったのはその頃からだ。「若かった自分が飲み会で生意気なことを言っても温かく受け入れてくれました。僕は酒が飲めないのでいつも素面でしたけど」と笑う。いつの間にか仲間も増えた。
○…渋沢小中、秦高出身。大学卒業後、地元の信金に就職したが、親が体調を崩し、家業を手伝うことに。現在は富士見斎場(株)の専務を務める。「葬儀は大変なことも多いですが、お礼を言われたり、頼ってもらえるのは嬉しい」と話す。趣味はサッカー。大学からは地元でコーチとして指導もしている。「得意なことで教え子に負けたくないですね」と負けず嫌いな性格も垣間見せる。
○…「青年部での活動は仕事に直結するということもありますが、一番の魅力は『自分磨き』かな」と。今一番気になるのは5月の総会。あいさつの上手い会頭の父が来賓で出席するので、今から自分の出番に緊張しているのだとか。30代という若さでの会長就任は久々のこと。強い気持ちを持って、運営に臨む。
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