秦野 人物風土記
公開日:2026.03.20
40周年を迎えた秦野市楽友協会の副会長を務める
松元 みなゑさん
春日町在住 70歳
極められない、だからいい
○…秦野市とその近辺の音楽指導者の会「秦野市楽友協会」の副会長を務める。同協会は秦野青少年音楽祭の第1回からオーディションの審査・運営を委託され、現在も活動の根幹。昨年の発足40周年を祝し、4月12日には文化会館小ホールで「ガラ・コンサート〜春、音楽家が集い重なり合う調べ〜」を開催する。ピアノ、声楽、管弦楽器から箏・尺八まで、この日は音楽指導者が主役だ。「地域の皆さまへの感謝を込めて開催します。気軽にお越しください」とほほ笑む。
○…自身はピアノ講師。名古屋出身で、姉の影響もあり4歳からピアノを始めた。その魅力に夢中になり、高校・大学と音楽を学ぶため上京。「その時は自分の練習に一生懸命だった」と懐かしむ。ピアノに向き合ったその先に拓けたのが講師の道。結婚を機に秦野へ転居し、春日町に教室を開いて45年以上が経つ。
○…ピアノの魅力を尋ねると、「新しい曲との出合いが楽しいし、何より極めきれないから一生できること」と教室の棚いっぱいに並んだ楽譜を眺める。教室に通う生徒はさまざまで、実際に音楽の道に進むのは3割ほど。人生の道にならなくても、一生できるライフワークになればと心を込めて指導する。
○…同協会は、指導者のための講習会や、生徒向けの合同発表会など、横のつながりを生かした活動も充実。その中でも、他地域の指導者から「うらやましがられる」というのがやはり青少年音楽祭だ。「目標に向かって練習して、大勢の前で発表する。市主催で40年以上そんな場があるのはすごいこと」。音楽を通して人間の根を育て、一生モノの技を授ける。秦野の音楽が止みませんように―。指導者の願いをそこに見た。
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