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秦野 人物風土記

公開日:2026.03.27

絵本作家として子ども読書活動講演会の講師を務めた
宮野 聡子さん
秦野市在住 49歳

  • 宮野 聡子さん (写真1)

伝えたい”一文”からの物語

 ○…保育園での絵本の読み聞かせで初めて訪れた秦野。水無川や山並みの美しさに惹かれ、直感で「ここに住みたい」と夫婦揃って昨年9月に移住してきた。3月20日には図書館の講演会で講師を務め、初めて自身を語った。「緊張していましたが、和気あいあいとした雰囲気にほっとしました」。幅広い世代が聴講に訪れ、好評を得た。

 ○…絵本作家を目指し、女子美術短期大学在学時に初の絵本を制作。縁を得て、自作を見せた作家に「社会を経験した方がいい」との助言を受け、グラフィックデザイン会社や子どもの本専門店で経験を積んだ。書店で子どもたちの声や保護者らのリクエストに触れ、「こんな本があればいいのに」という想いを積み重ねたことが2007年のデビューにつながった。16年に発表した『いちばんしあわせなおくりもの』では第7回リブロ絵本大賞を受賞。自身の代表作としてシリーズ化している。

 ○…絵本の着想は、物語が最も盛り上がる”一文”がパッと思い浮かぶところから始まる。そこへ肉付けをしていき、子どもたちのために選び抜いた美しい言葉と絵を添えていく。代表作シリーズではパステルでの温かな空気感を大切にしているが、テーマに合わせて画材を変えるこだわりも。「ライブペインティングにも挑戦してみたい」と、表現の幅を広げる研究に余念がない。

 ○…東京都出身。趣味は盆踊りで、遠征することも。秦野で迎える夏も楽しみだ。愛犬の結ちゃんとの散歩が日課で、「いつかワンちゃんが主役の絵本を描いて、愛犬家の方々と盛り上がってみたい」と笑う。秦野に来て初めて意識した鳥の声、道端の花…。柔らかな眼差しは、そんな豊かな日々の中に次なる物語の種を見つけている。

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