区内スポーツ関連団体の悲願となっていた区民ランニング企画が、12月23日に開催されることがわかった。「鶴見区ランニングフェスタ」と題された企画は、鶴見区制90周年記念事業として実施される。関係者は、「90周年のレガシー(遺産)として未来につなげたい」と意気込む。
近年のランニングブームも相まって、区民からの要望も高まっていたマラソンイベント。鶴見区体育協会らにより、これまでも検討されてきたが、コース設定などを理由に実現にいたっていなかった。
その中で今年、区制90周年を機に、同協会と鶴見区スポーツ推進委員連絡協議会、鶴見区青少年指導員協議会などが主体となり、再度実施を検討していた。当初、来年2月開催を予定していたが、今年末までとなる90周年の本番イヤーに間に合わせようと、各方面と調整。開催のめどが立ったとして、14日に行われた90周年実行委員会で提案され、本番イヤーの最後を飾る記念事業に加わった。
一般5Kmに仮装も
駒岡5丁目の河川敷にある防災船着場付近をスタートとゴールに設定。鶴見川上流の港北区側に2・5Kmを折り返す、全5Kmのコースとなる。部門は、1Kmの仮装親子ラン(定員100組200人)と、5Kmの一般の部(200人)。
区内在住・在勤・在学者が対象となり、応募方法と募集開始日は現在調整中。スポーツ推進委員連絡協議会の高柳和弘会長は、「我々にとっても念願の企画。これを機に継続し、よりよいものにできれば」と話す。
ネックだった国道
市内では現在、18区中15区で区民マラソンなどのラン企画が実施されている。
区内は国道などの幹線道路が多く、河川敷は長い区間にわたる安全確保に課題があるなど、コース設定が課題となっていた。今回も、区役所前から潮田方面なども検討されたが、交通規制ができないことなどを理由に断念したという。
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