神大寺中央公園を拠点に活動する総合型地域スポーツクラブ「FCビッツ」(貝川弘行代表)が11月26日、横浜みなとみらいスポーツパークで行われた「第49回横浜国際チビッ子サッカー大会」(U10―2部)で初優勝を果たした。
同クラブは幼児・小学生を対象にした”ファンダメンタル・クラブ”(FC)。身体活動の基本である「動きづくり」に重きを置き、競技にこだわることなく楽しく取り組んでいる。指導経験豊富な貝川代表は「あえて戦術は教えていない。【1】今できることを全力で【2】あたり前のことをあたり前に―この2つだけを徹底しています」と目を細める。
同大会は、9月中旬から市内各地で予選リーグ戦を実施。各リーグを勝ち上がった26チームが、決勝トーナメントに進出した。同クラブはこれまで、毎年のように決勝トーナメントには進出するものの、1回戦負けを繰り返してきた。
今年は「神風」が吹いた。全試合ともに大雨や台風で最悪のコンディションに。対戦チームが環境の変化に戸惑うなか、同クラブは、いつものようにセオリー無視の試合運びで優勝をもぎ取った。キャプテンの滝澤呂澪くんは「全員の力で勝ち取った優勝なので、本当に嬉しかった。これからもチーム力を大切にして勝ち続けていきたい」と喜んだ。
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