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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2011.10.14

「いきものがかり」を応援する地域密着のCD店をオープンさせた
町田 良男さん
じょいふるミュージック厚木店長 41歳

厚木に音楽の灯りを



 ○…厚木から羽ばたいた人気バンド「いきものがかり」のCDを、日本で初めて店頭で販売したのが、一番街のCD店・タハラだった。今年1月、惜しまれつつ閉店したその店で最後の店長を務めた。閉店で職を失うが「厚木から音楽の火を消してはいけない」と一念発起。9月、自身が経営者となって地元密着のCD店をオープンさせた。「じょいふるミュージック」。店名には、ゆかりの深い「いきものがかり」のヒット曲のタイトルを付けた。「音楽が盛んな厚木に少しでも貢献できれば嬉しい」。



 ○…高知県生まれ。音楽との出会いは中学生の頃。当時、流行っていたデュラン・デュランや、シンディ・ローパーなど洋楽に夢中になった。楽器は弾かず聴く専門で、大学時代にはレコード店でアルバイト。好きな音楽に囲まれる日々は喜びで、「これが天職だと思った」と振り返る。想いは募り大学を中退。海外生活を経験し、その後、タハラに就職した。新入社員として初めて勤めたのが厚木店。他店への転勤もあったが、社会人生活の大半を過ごした街への愛着は深い。細身の体にメガネをかけたやさしい顔。クールな外見とは裏腹に心は熱く「厚木に恩返しがしたい」「地元の役に立ちたい」、そんな気持ちで働いている。



 ○…タハラには「いきものがかり」がよく訪れ、ポスターや色紙にコメントを書き入れた。いつの間にかファンの間では「いきものがかり博物館」と呼ばれ、多くの人が訪れるほどに。「北海道から来るファンもいて、人をそんな想いにさせるバンドってすごいよね」。ファンの想いとバンドへのエールをこめ、店内で一番広いのが「いきものがかり」の売り場。日本で一番の広さだろう。バンドが残したグッズも所狭しと飾られている。「いろいろ人の気持ちに応えて、喜んでもらえるよう、これから頑張って続けていきたい」。そう語る口調には力強い響きがあった。大和市在住。

 

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