夜の市役所南側広場を電飾が彩るイルミネーションが、あす12月3日(土)から25日(日)まで行われる。今年は節電のためメインツリーのみとし、初日はキャンドルが灯され、市名物の豚すきなども振舞われる。
イルミネーション事業は冬の市の観光資源創出と商業振興など地域活性化を目的に、2005年から毎年市内の商工業者らで組織した実行委員会が中心となり開催している。
今年は12月3日(土)から25日(日)の午後5時から9時まで、市役所南側広場を会場に行われる。期間中は午後9時まで市役所の駐車場も利用可。
初日の3日はコラボイベントで市商工会主催の「あやせ”よさこい”乱舞」も行われる。午後1時30分から綾瀬タウンヒルズ西側駐車場、2時50分からは市役所南側広場で、同会女性部や県内のチームなど8団体が舞う。また、市役所会場では豚すきなども用意される。
年ごとに電飾数を少しずつ増やし、昨年は約5万球のLEDで「光の滝」や「光のトンネル」などを作成し、市民を魅了してきた同事業。今年は3月11日の東日本大震災後、電力不足から節電が呼びかけられる中、2011年度実行委員会(加藤伸一会長)では6月にイルミネーションの中止を決定していた。しかし、よさこいの開催にむけて会議を進める中で「少しでもイベントが盛り上がれば」と、メインツリーのみの点灯を決定。数年前に飾った事のあるキャンドルを思い出し、11月に文化会館で開催されたキャンドルナイトからもヒントを得て、竹製のローソクも用意する。
開催を前に加藤会長は「竹ローソクは風や雨などの心配もあるが、例年のイベントを継続できて良かった。判断は難しかったが、多くの方に楽しんでもらえれば」と話している。
綾北商店会でも
市内ではほかに、綾北商店会が12月9日(金)から1月7日(土)までイルミネーションを行う。同商店会では市民が多く訪れる商店街を明るく彩ろうと8年ほど前からイルミネーションを行なっており、ダイエー綾瀬店前の綾北公園を中心に十字架型に点灯する。綾北公園には綾瀬高校と生蘭学園の生徒らがデザインしたトナカイや星などのライトオブジェも設置される。
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