市民合唱団がプロのオーケストラや声楽家と共演するコンサートと、市民団体の写真展を同時開催したコラボ企画「歓喜の祭典」が1月22日に綾瀬市文化会館で開かれた。
この催しは昨春、「あやせ第九の会」(渡井智恵子代表)と「綾瀬フォトクラブ」(古泉尚代表)が、お互いの発表の場を盛り上げようと企画。演目の「交響曲第九番」の別名「歓喜の歌」にちなみ、会場ではフォトクラブメンバーや市民から寄せられた「歓喜」がテーマの写真34点が展示されていた。
合唱団は8月から練習を行い、毎回フォトクラブメンバーも練習に出席して合唱団を撮り続けてきた。撮った写真は次の練習日に現像し希望者にプレゼントし、メンバー同士は交流を深めていった。「だんだん上手くなっていった。ついに今日を迎えられて本当に良かった」と本番前、客席で古泉代表は話していた。コンサートを終えて渡井会長は「来場者にも喜んでもらえて良かった。写真展も多くの人が見てくれてお互いに良かった」と話していた。