市役所に就労支援所 「ジョブスポットあやせ」10月1日から開始
綾瀬市では10月1日から職業相談や紹介などを行う「ジョブスポットあやせ」を市役所内に開設する。「ハローワーク」と市が連携したもので、職探しから福祉面の支援体制まで、円滑にサポートできる体制となる。
「ジョブスポットあやせ」は祝日を除く月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時まで利用でき、市役所1階の旧選挙管理委員会の場所に設置される。
同所を利用するには所定の申込書に希望職種や条件などを記入し提出。「ハローワークカード」を受け取ると相談や求人の紹介などのサービスを受けられる。
国が管轄する「ハローワーク」と市が連携して開かれる。「ハローワーク」の相談員と市職員が常駐し、これまで大和市のハローワークまで行かなければならなかった職業相談や求職活動のサポート、事業所への紹介などが市役所内で受けられるようになる。
利便性アップだけでなく、市の福祉業務との連携も円滑になり、生活保護受給者などの生活困難者が一カ所で複合的にサービスを受けられるようになり、より多く人の自立支援に効果が期待されている。
仕事内容の要望に合わせた職探しや、求職活動のしかた、書類や面接のアドバイス、オンラインシステムを使い端末で全国の求人情報から職探しなどができる(2012年12月までは県内と町田市内の求人のみ)。
ハローワークは県内15カ所にあり、市商工振興課によると、県内では相模原市に「相模原市就職支援センター」、横浜市西区に「かながわ若者就職支援センター」があるという。
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