綾瀬発・釜石応援 プロジェクト 3年目の支援始まる ボランティアバスを運行
綾瀬市社会福祉協議会が主軸となり、2011年から行っている東日本大震災の被災地支援活動「綾瀬発・釜石応援プロジェクト」の13年度の参加者募集が始まった。2泊3日のボランティアで海水浴場整備などを行う。
プロジェクトは被災した岩手県釜石市へ綾瀬市社協から職員が派遣されて以来、取り組まれている。市社協と市民活動団体や地元青年団体、近隣企業らが協力し、進められてきた。
2011年度はボランティアバスを2便運行し、ガレキ撤去などを実施。12年度は3カ月ごとの定期訪問で、主催メンバーが仮設団地で管理栄養型炊出し「青空給食」を行い、一般参加者はガレキ撤去など現地から寄せられたニーズに合わせたボランティア活動を行った。活動後には現地をバスで回りながら被災者による「青空講演会」も行われた。
13年度は一般参加の対象年齢を拡大し、中・高生も対象(保護者同伴)とし、「青空給食」ではイベント等を同時開催、一般参加者はガレキ撤去などに加え、海岸整備運動「B1プロジェクト」の活動を行う。同プロジェクトは津波被害を受けた釜石市片岸海岸で展開されている5カ年計画の活動で清掃や環境整備を行い、砂浜を取り戻すことをめざす。また、親子参加を募る7月日程では仮設住宅で「夏祭り」を予定している。
バスは2泊3日の日程で、金曜夜に綾瀬市役所を出発し車中泊、土曜日にボランティアを行い、日曜朝に現地発、夜市役所に到着予定。実施日は6月21日から23日、7月26日から28日、9月20日から22日、10月11日から13日の4回。参加費は一人7千円で、7月日程は「夏休み親子ボランティアツアー」とし、小学5年生以上の親子も対象となる。いずれも説明会への参加が条件となる。6月日程の説明会は6月7日(金)に午後7時から綾瀬市福祉会館で行われる。
詳細は市社協HP【URL】http://www.ayase-shakyo.or.jp/、問合せは同【電話】0467・77・8166へ。
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