早川在住徳田 辰吉くん ベイスターズJrに選抜 538人中18人、厳しい選考を突破
早川在住の徳田辰吉くん(12歳)が「横浜DeNAベイスターズジュニア」チームに選ばれた。同チームは12月にプロ野球12球団のジュニアチームで競われる「NPB12球団ジュニアトーナメント2013」に出場する。
徳田くんは綾西小学校6年生。野球好きの父・弘己さんの影響で小学1年生のとき、少年野球チーム「吉岡サプリングス」に入団し、野球を始めた。ポジションはショート。「走攻守とも秀でている。副キャプテンとしてチーム全体を見れる選手です」と同チームの岩見照人監督は話す。
ベイスターズジュニアは桐光学園の松井裕樹投手らを輩出した、スターの登竜門。その存在を小学4年生のころ弘己さんから聞き、「6年生になったら挑戦する」と胸に決めていた。その頃から「もっと強くなりたい」と、弘己さんと弟の寿希也(じゅきや)くんと朝練をするように。チームの仲間も加わり、朝6時から7時まで、毎日ダッシュやティーバッティングなどをして学校に登校する。帰宅後も夕方に素振りを行うなど練習を欠かさず行う。「将来は甲子園に出て、プロ野球選手になりたい」と、夢にむかって日々精進している。
徳田くんは50m走や遠投、守備などの1次選考、バッティングやノックなどの2次選考、2日間にわたる紅白戦の3次選考をクリアし、綾瀬市では唯一の選抜選手となった。「綾瀬市の代表として、日本一を目指したい」と話す。
「NPB12球団ジュニアトーナメント2013」は12月27日から29日まで、札幌ドームで開かれる。ベイスターズジュニアは悲願の初優勝をめざし、8月31日に結団式を行った。鈴木尚典監督は「必ず優勝するという強い気持ちを持っていこう」と選手を鼓舞した。
|
|
|
|
|
|