市内在住の竹内澪乃さん(湘南工科大学附属高校1年・16歳)が、8月16日から28日まで中国の南京で開催される「第2回ユースオリンピック競技大会」の日本代表選手に選ばれた。50m・100m・200m背泳ぎと400mフリーリレー、メドレーリレーへの出場を予定している。
ユースオリンピックはオリンピックの意義を実感し、友情や相互の尊重を表現できるようにすることを目的に開催される。14歳から18歳までのアスリートが対象となり、2010年に第1回夏季大会がシンガポールで、2012年に第1回冬季大会がインスブルックで行われ、以降それぞれ4年に1度開かれる。
今大会では28競技222種目が実施される。日本オリンピック委員会によると、6月10日時点での出場権獲得者は男子29人・女子43人。競泳競技は男女各4人が出場権を得ている。
競泳の選手は、世界ジュニア選手権出場またはジュニアブロックシンガポール遠征参加者で、標準記録を突破した上位選手が選ばれた。竹内さんは昨年、世界ジュニア選手権に出場している。
「選ばれたことは素直に嬉しい」と、率直に喜びを語る竹内さん。「インターハイと重なってしまい出場できないのは残念だけど先のことを考えると、ここで国際大会を経験できる意味は大きい」と続ける。
今は自身が所属するトピレックスイムクラブに月曜以外毎日通い、練習の日々を送る。世界ジュニア選手権では準決勝に残ったが、世界のレベルの高さを肌で体感してきた。それを機にこれまではあまりやってこなかった筋トレなど体づくりに重点を置き、課題だった体力面の強化に努めているそうだ。
「昨年に比べて今は少し調子が悪いけど、ここで踏ん張っていい結果を残せるよう頑張りたい」と大会への意気込みを話した。
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