新年、明けましておめでとうございます。市民の皆様には、新しい夢と希望で輝かしい新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。昨年は綾瀬市商工会役員の任期満了により、通常総代会において役員改選が提案され、不肖の私が8代会長に選任されました。斎藤前会長の事業継承に全力で走ってまいりましたが、会員並びに関係機関、市民の皆様の温かいご支援ご協力により諸事業を遂行できましたこと、心より厚く御礼申し上げます。
さて、現在我が国の経済は円高、株高、加えて地方創生関連事業等により回復基調にあり、地域の景気も先行きに明るい兆しが見え始めています。しかし、輸入品を中心とした原材料費の高騰等により、内需型の中小・小規模事業者にとっては未だ景気回復を実感するレベルに至らず、依然として厳しい経営環境が続いています。このような状況の中、商工会は中小とりわけ小規模企業の景気回復を図り、商工業の発展、地域振興、地域コミュニティ等の充実の担い手として様々な役割を果たしていくため、今後もより一層、中小・小規模企業への支援施策を充実・強化してまいります。
本年は長年の課題であった商工会館建設を決断する年になるよう第一に押し進めます。次に工業活性化策として、県内市町村第4位という製造業者が集積する綾瀬市で工業データベースを有効活用することにより、市内受発注の促進とロボット特区の優位性を生かしたメイドイン綾瀬の商品開発を推進していきます。
また、商業活性化を進めるために観光開発と綾瀬特産品開発に取り組みます。まず農商工連携の具体策として、綾瀬産農産物を商工会ブランドとする等、綾瀬市内商業者の販売促進のために商工会事業として取り組み準備を進めていきます。更に観光開発事業は市と連携してロケーションの誘致を積極的に推進し、綾瀬の知名度向上を図ります。
本年も会員の皆様をはじめ商工業者、市民の皆様から頼られる商工会として躍進するために、ひき続きご支援、ご協力をお願いいたします。最後になりましたが、市民の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申しあげまして、新年のご挨拶とさせていただきます。