市内の少年野球チーム「吉岡サプリングス」=写真上=と、ドッジボールチーム「ATTACKERS(アタッカーズ)」=写真下=が、それぞれ5月に行われた大会で優勝した。吉岡サプリングスは「大磯照ヶ崎旗杯・全日本不動産協会西湘支部旗争奪親善学童軟式野球大会」での初優勝を、アタッカーズは新体制移行後、初の優勝を手にした。
激戦の決勝制す
同軟式野球大会は、県内の9市5町から少年野球団が集まる。今年は32チームが参加し、5月3日から4日にかけて行われた予選で、熱戦が繰り広げられた。
吉岡サプリングスは決勝まで危なげなく勝ち進んだが、5日に行われた決勝の一之宮ストロングス(寒川町)戦では3対3の同点に。延長タイブレーク(ノーアウト満塁からのスタート)に入る接戦となった。
先攻だった同チームは延長初回で2点を先取。相手チームの攻撃ではセンターフライを水口元輝君(綾西小6年)がファインプレーで処理して流れを断ち切り、勝利をつかんだ。
主将で今大会MVPの小泉卓哉君(同6年)は、「最後まで諦めず全員野球でつかんだ勝利。次もみんなと優勝めざし頑張ります」と語った。
同チームは全日本軟式野球連盟の市内大会も制しており、6月に川崎市の大師球場で行われる県大会に、市の代表として出場する。
悲願の全国へ光明
アタッカーズが優勝したのは、寒川総合体育館で5月5日に開催された「大和市ドッジボール親善交流大会『第19回毎日新聞さがみ支局杯』」。県内から参加した22チームで競った予選リーグを突破し、続く決勝トーナメントも制した。
これまで様々な大会で優勝候補と言われながら、今一歩のところで敗れてきた同チーム。前年度メンバーも全国をかけた最後の大会で敗退してしまったが、2月に相模原市で行われた「相模原シティライオンズクラブ杯WINTER CUP」でオフィシャルチーム初の優勝を果たすなど結果を残していた。
新年度を見据え育ててきた大型エースを擁するも、主力の過半数を占めていた6年生引退で最初はモチベーションが上がらず「競技を楽しむチーム」へと移行していたという。しかし、練習試合などで手ごたえを感じ、「勝つチーム」としての意識が高まっていった。
「低学年の成長がすばらしく、中でも守備が良かったのが勝因」と、中村弘美監督は分析する。「今年7月の大会で、チーム初の全国出場を果たしたい」と意気込みを語った。
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