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公開日:2012.07.20

逗子市社協
「"ガレキーホルダー"いかが」
被災者が加工、瓦礫撤去の一助に

  • 1個600円で販売。売上げは全て被災地に贈られる

  • これまで1250個が売れた

 東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市を支援する”復興グッズ”として、逗子市社会福祉協議会が販売する「ガレキーホルダー」が人気を集めている。これまで約1250個が売れるなど評判は上々だ。同社協では「継続的に続けられる支援として、ぜひ多くの人に手に取ってほしい」と呼びかけている。



雇用の創出にも一役



 陸前高田市は震災による津波で、多くの住宅や住民が流されるなど壊滅的な打撃を受けた。現在は復興作業が進められているが、大量の瓦礫がいまだ山積みになっており、復興の妨げになっているのが実情だ。



 キーホルダーには色とりどりのプラスチック片などが2〜3個がついており、「RIKUTAKA」のスタンプが押印されている。使われているのはいずれも瓦礫の中から回収されたもので、仮設住宅などに暮らす被災者自らがハサミで形を整え、やすりを掛ける。販売による利益が復興支援になると同時に、瓦礫の撤去にも繋がるというわけだ。



 同社協ではこれまでボランティアバスや職員派遣など被災地支援を実施。キーホルダーは派遣された職員が土産として持ち帰ったもので、その後「逗子でも販売すれば支援になる」と販売元に協力を名乗り出た。



 同社協によると「ガレキーホルダー」を取り扱っているのは県内では同社協のみ。1個あたりおよそ15gでこれまで売れた1250個を瓦礫に換算すると約18kgが処理できた計算になる。「瓦礫全体に比べれば微々たる量だが、使われているプラスチック片はそこに生活していた人たちの証。手にとって思いをめぐらしてほしい」と同社協の服部誠さんは話す。



 商品には被災地の雇用創出の狙いもある。キーホルダーは1個600円。売上げは材料費や運賃、販売元の今後の展開費のほか、1個あたり100円が作成した被災者に報酬として支払われる。「1時間で7個ほど作成できると聞いている。時給700円の雇用になる」と同社協。キーホルダー作成には家が流され、近所付き合いが薄くなった被災地にコミュニケーションを作り出す狙いもあり、同社協では「できる限りキーホルダーの販売を継続していきたい」としている。



 キーホルダーは同市福祉会館のほか市民交流センターで販売。



 問合せは同社協【電話】046・873・8011まで。

 

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