こどもの国駅 積雪で屋根落下 運行再開も、着工は未定
大雪の影響で15日午前7時ごろ、こどもの国線「こどもの国駅」でホームの屋根が約40メートルにわたり落下した。そのため、こどもの国線は事故以降15日中は運休し、16日から運転を再開した。17日現在、落下した屋根はこどもの国の駐車場に保管されている。
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東京急行電鉄(株)によると事故当時、ホームには約5人の乗客がいた。直接的な被害はなかったが、屋根の落下時に避けようとした1人が軽傷を負ったという。同駅は無人駅だが、付近にいた同社のグループ会社の作業員が落下に気付き、発覚したという。
事故後、除雪作業のために重機で駅へ向かった、こどもの国駅前自治会の金子晃会長は「私が駅に着いたころには大勢の人が集まっていた。バリバリという音を聞いた近隣住民もいた様子」と話す。
ホームの屋根は2000年3月の完成から約14年が経過しているが、東急電鉄では四半期に1度の目視点検のほか、年に1度の定期検査を実施していた。崩落は積雪の重みによるものとみている。同社は「お客様にはご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします」としている。
17日時点で、修復工事のスケジュールは未定となっている。
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