7月4日に開業する「スプラス青葉台」のプロデューサーを務める 木村 勇樹さん 青葉台在勤 35歳
物腰柔らかく地域を繋ぐ
○…青葉台郵便局建物内に開業する地域交流拠点「スプラス青葉台」のプロデューサーを務める。人の話にじっくり耳を傾け、優しい語り口で誰とでもすぐに打ち解けられそうな人柄が印象的だ。青葉区内で働き始めてまだ間もないが、「皆さんが愛情を持って地域を良くしていきたいという思いを強く感じます。外から来た人も快く受け入れてくれる雰囲気がありがたい」と語る。
○…湯河原町出身で、関東学院大学大学院では建築学を専攻。都市設計を学ぶ中でまちづくりに関心を持つように。「NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター」の職員として、違法風俗店舗が一斉摘発された後のまちの再生に8年間力を注いだ。アートを中心としながら取り組む内容は多く、「地域や行政の方々との交渉、調整の日々でした。顔をつき合わせ、直接会うことの大切さをより実感しました」と振り返る。
○…今年4月、地域再生やにぎわい創出で実績のあるYADOKARI(株)へ。同社がスプラスの運営を担うことになり、プロデューサーに抜擢された。芽生えを意味する「スプラウト」と人との出会いで自己実現に繋がり「プラス」になるという思いが込められた施設で、開業前の今は拠点運営の企画だけでなく、積極的にまちを歩き、人々に話を聞いて回る日々だ。「すでに地域活動されている方はもちろん、これから始めようとしている方、学生やビジネスマンも、多くの方が集まり、新しいことを生み出す環境をつくり、青葉台を外へ広めていきたい」
○…プライベートでは結婚して1カ月の新婚ほやほや。休日は自宅で2人で過ごす「ささいな幸せ」を楽しんでいるとか。「コロナが落ち着いたら青葉区に連れてきたい」とほほ笑む。
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