梅田川遊水地で5日、かいぼりが行われた。
今回、かいぼりを行い、泥を除去し遊水地の機能の回復を図るとともに、外来種の捕獲、駆除を行い在来種の保全を図ることが目的だ。同遊水地は、整備後約30年が経過しており、遊水地の底部に泥が堆積していた。
児童約50人も参加
緑土木事務所と「梅田川水辺の楽校協議会」が企画。同協議会は、梅田川で、子どもたちに流域の自然に親しんでもらうとともに、自然を大切にする気持ちを持ってもらうことなどを目的に活動を行っている。
当日は、子どもたちに生物多様性などを理解してもらう場にしようと、新治小学校と三保小学校の児童約50人も参加した。児童は、かいぼりの様子を見学。捕獲した生物を外来種と在来種に分ける作業などを手伝っていた。また、生物の専門家から話を聞き、自然環境への理解を深めた。
参加した新治小学校5年生の池田皓貴さん(11)は「身近な池の中にまだまだ知らない魚がたくさんいて驚いた。生き物について、勉強になった」と振り返った。
また、 新治小学校の宮本雅司校長は「身近にある、貴重な生き物がいる自然環境を大切にしていくという意識が子どもたちに芽生えたと思う。また、地域の人や行政の人と交流することで様々な学びを得た」と話した。
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