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公開日:2026.05.14

横浜市 新任教員の孤立を防ぐ 学校全体で支援、検証開始

  • 新任教員の孤立を防ぐ (写真1)

 横浜市教育委員会は今年度から、市立小学校全337校で「チーム担任制」を導入した。併せて、新任教員が1人で学級担任を担い、孤立することを防ぐサポート体制づくりを目指し、市内4校で検証を開始した。

 教員の過重労働や慢性的な教員不足が全国的な課題となる中、横浜市で新たにモデル校4校で始まった「新人教員を一人で担任にしない学校づくり(横浜型スタートアップモデル)」は、新任教員への手厚いサポートを目指すもの。

 従来、新任教員は4月の着任直後から1人で学級担任を任されるのが基本だった。指導教員からの支援はあるが、日々の授業準備から生活指導、保護者対応まで1人で膨大な業務を抱え込む傾向にあった。

 今回の取り組みは、初めて教壇に立つ新任教員が緊張や悩みを1人で抱え込まず、安心して成長できるよう学校全体がチームとなって支えようというもの。モデル校では学年全体を統括する「チーム・マネジャー」が新任教員と一緒に学級に入り、教科指導や学級運営を共同で行う。最初から任せるのではなく、マネジャーが手本を示し、段階的に学校現場に慣らしていく実践的なサポートを行う。準備期間をしっかり確保することで、研修での学びや助言を生かす余裕を生み出し、自信を持って教壇に立てる環境を整える。

 このスタートアップモデルの基盤となるのが、市教委が推進してきた「チーム担任制」。昨年度、全校に週最大29時間分の非常勤講師を配置して人的余裕を生み出し、チーム・マネジャーを創出。今年度からは市内全校で各校の実情に応じ、授業などを複数人で分担する体制に発展させた。

 児童が安心して過ごせる環境、そして教員の働き方や人材育成を目指した今回の取り組み。市教委は1年間をかけて検証を行う。モデル校の1校、鶴見区の豊岡小学校の栁澤尚利校長は「チーム担任制では4年目の教員から『心強かった』と感想が寄せられ、保護者からの反応も良い。新人教員にも不安を感じさせないサポートをしていきたい」と期待を寄せた。

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