緑区 人物風土記
公開日:2026.06.18
横浜市緑区スポーツ協会の会長に就任した 田中 修さん 白山在住 72歳
運動好き増える環境作り
○…1969年の緑区発足時から続く歴史ある協会。現在は区内17のスポーツ団体が加盟し、各競技の大会開催などを通じて健康増進や区民相互の親睦を図っている。未病対策として注目されるスポーツ。「ベッドの上で100歳ではなく体力をつけて健康に過ごしてほしい。小さい頃から運動をすることで必然的に体を動かすことが好きになる。義務じゃなくて『好き』が大事」。老若男女問わず運動を楽しんでもらおうと6月28日には実行委員会の一員としてみどりスポーツフェスティバルを主催する。
○…富士北麓の自然豊かな町で生まれ育った。運動神経が抜群で、小学生の頃は田んぼや藁の上で転回や宙返りの練習をして遊んだ。「失敗しても痛くなかったので」。当時の感覚は今も忘れず「まだバック転はできると思いますよ」と笑う。
○…高校卒業後は上京してキヤノンに入社。職場対抗の大会で生涯携わることになるバドミントンと出合った。「女の子にボロクソに負けて火が付いた」。勝ちへの執念で練習に打ち込み、次第に魅了されていった。
○…社会人として駆け出しの20歳のときに英会話教室で、とある大企業の管理職と親しくなった。人生の先輩に「信念はあるか」と問われたが答えを持ち合わせておらず「何か作らないと」と感化された。「一生勉強を続けて良いと思ったらやる。悪いと思ったら直す」。この信念を徹底してきた実直さは話し方や表情から周囲に伝わり人望を集めた。「会長職は想定外だったがやるからには全力投球の方が面白い。もっと運動の場やきっかけを増やしていきたい」と語る。家族の絆も深く、一人ひとりの誕生日を全員揃って祝う。膝の上で孫がラケットを握ると「将来が楽しみ」と笑みがこぼれる。
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