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都筑区 スポーツ

公開日:2025.09.04

一輪車競技
息のあった演技で日本一
16歳ペアが悲願達成

  • 総合優勝のトロフィーを持つ無藤さん(左)と竹地さん(右)

 群馬県で開催された全日本一輪車競技大会で、都筑区在住の無藤真菜さん(16)と竹地彩七さん(16・川崎市宮前区在住)がペア演技部門で総合優勝を果たした。

 大会には中学生から社会人まで36組が出場。宮前区の一輪車チーム「ユニサイクルのがわ」に所属する2人は、惜しくも準優勝に終わった昨年の悔しさを胸にリベンジに臨み、悲願の優勝を飾った。「本当にうれしい」と喜びを語る。

 一輪車に乗って技やダンスを披露し、その美しさや表現力を競う演技部門。2人は演技曲にレディー・ガガの『ジューダス』を選び、強い女性をテーマに構成から振り付けまですべて自分たちで考案。振りは力の強弱を意識し、きれいなシンクロにもこだわった。本番では、技術力と表現力で高得点を獲得した。

 大会までの道のりは平坦ではなかった。昨年12月に無藤さんが肘を骨折し、2人で練習できない日が続いた。それでも互いに毎日連絡を取り合い、演技のイメージを膨らませたという。

 チームの和田千明代表は「お互いをリスペクトし、息の合った演技ができた。よく頑張った」と健闘を称えた。

 2人は現在、来年オーストラリアで開催される世界大会を次の目標に掲げている。

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