神奈川県中学女子軟式野球選抜チーム「神奈川やまゆりクラブ」のメンバーに区内から3人がこのほど選抜された。選ばれたのは、高田夏音さん(旭北中3年)と蛭田真白さん(上白根中3年)、青木楓香さん(上白根中1年)。やまゆりクラブは本日京都で開会の全日本中学女子軟式野球大会に神奈川県代表として出場し、20日(土)に初戦を行う。
横浜隼人高校(瀬谷区)が全国優勝を果たすなど、神奈川県内でも盛り上がりを見せる女子野球。以前に比べ競技人口も増え、全日本中学女子軟式野球大会は7回目迎えた。5月に行われた選考会には38人が参加し、20人のメンバーが通過。神奈川県勢はまだ、優勝旗を手にしたことがなく、「今年こそ」と選手やスタッフ一同が日々、練習に取り組んできた。
男子に交り練習
普段は各校の軟式野球部に所属し、男子部員に交じって練習を行う3人。兄弟や父が野球をやっていたことがきっかけで、幼稚園児や小学生の頃から習い始めた。
蛭田さんは昨年に続き2度目のメンバー入り。エースナンバーを背負い、ストレートとスライダー、カーブなどの変化球を使い分けカウントを取ることが得意という。高田さんは今回初めての選抜入り。合格通知が来た時にはうれしさで思わず涙が出たという。外野手兼ピッチャーとして、抑えも任される。青木さんはチーム唯一の1年生。外野手ではあるが、まずは先輩たちを支えるため、ベンチワークにも努めようとしている。
「初優勝果たしたい」
昨年は2回戦敗退と悔しい結果。3人は「たくさん勝ちたい」「優勝したい」と口々にする。
蛭田さんは「去年は、先輩たちと一緒に出て優勝できなかった。神奈川のエースとしてピッチングでみんなを引っ張りたい」と語る。
高田さんは「点を取れるようバッティングを頑張り、抑えピッチャーとしてもしっかり役目を果たしたい」と意気込む。
青木さんは「声を出してチームのみんなを盛り上げることが得意。尊敬する先輩たちと1日でも長く野球をできるよう、全力プレーをしていきたい」と話した。
初戦は山口県代表の「山口ガールズ」と愛知県代表の「イチノミヤドリームガールズ」の勝ったチームと太陽が丘第1野球場で予定している。
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