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瀬谷区版 公開:2016年7月7日 エリアトップへ

頑張れ! 濱豊 三段目5枚目で挑む地元力士・濱豊(はまゆたか) 10日、名古屋場所初日

スポーツ

公開:2016年7月7日

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 7月10日(日)から始まる大相撲名古屋場所の番付が先日発表になった。三段目五枚目。そこには、瀬谷第二小、下瀬谷中出身で現在、時津風部屋に所属する力士『濱豊』の名がある。

 1995年11月生まれの20歳。本名、早坂公希。初土俵は11年5月、15歳の時だった。時津風部屋のOBと知り合いだった中学時の体育教諭に勧められるまま入門。「元々勉強好きじゃなくて。毎日美味しいちゃんこが食べられるならいいかなーと」。当時まだ15歳。気軽に歩み始めた相撲への道。しかし、相撲の世界は、それほど甘いものではなかった――。

 新人力士の1日は、朝稽古→ちゃんこ支度・食事・片づけ→昼寝→掃除→ちゃんこ支度・食事・片づけ。「昼寝」の時間は部屋の電話番と来客対応、先輩力士の携帯電話番、と新人に寝る余裕はない。電話も3コール以内に出ないと先輩に叱られる。大人に囲まれ、孤独感を感じたこともあった。稽古では恒例の『また割』などに苦戦、体の硬さに悩まされた。「入門後しばらくは辛くて毎日泣いていた」。入門から今年で6年目。現在は後輩力士もでき「落ち着いて寝てます」

 3日後に始まる名古屋場所。地元の家族たちも応援している。国技館で開かれる場所には一場所で数回足を運ぶという、阿久和南で「お食事のぶちゃん」を営む祖母の由井信子さんは「早く幕下に上がって、テレビで見られるようになって欲しい」と孫の成長に期待を寄せる。離れて暮らす息子が心配だった時期もあったという母の早坂なおみさんは「今は、親方や女将さん、先輩方、皆に可愛がってもらって安心しています。十両目指して頑張って」と優しい笑顔でエールを贈った。濱豊さんは「23、4歳で結果を残している人が多い。まずは幕下を定着させ、十両を目指したい」と真剣な眼差しを見せた。

 相撲の番付は序ノ口、序二段、三段目、幕下、十両、幕内と進む。先場所の番付は三段目五十七枚目、成績は6勝1敗の好成績。今場所の結果次第で、次の番付で幕下への昇格もありうる。「先場所の良い波のまま、今場所も取り組めたら。とにかく頑張ります」
 

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