勢いのある相撲を見せる先場所の濱豊（右）
このほど、３月12日（日）から大阪で始まる２０１７年度大相撲３月場所の番付が発表された。瀬谷区出身の力士「濱豊」は今場所、自身最上位の「西幕下四十八枚目」に名を置いた。今場所について「自己最高位なので、けがなく勝ち越し目指して頑張ります。応援よろしくお願いします」と気合は十分。上位陣の取組に負けぬよう、奮闘を誓う。
西三段目十一枚目で臨んだ先場所では、５勝２敗と勝ち越しで終わったものの、千秋楽の取組で右足の「脛骨後果部（けいこつこうかぶ）」を骨折するという悲劇に見舞われた。「耳元でバキッと聞こえたので折れたとすぐに分かった」。けがをしてからは、患部をギブスで固定し「できるだけ体重をかけないように安静にして」回復を待ち続けた。
２月の半ばにはギブスが取れて、現在は基礎的な練習を中心に、３月場所に向けた調整を行っているという。勝ち越しを決めた先場所の勢いそのままに、今場所も関取への道を目指し、ひたむきに相撲を取る。
▽濱豊（本名・早坂公希）。時津風部屋。西幕下四十八枚目。１９９５年11月生まれの21歳。瀬谷第二小学校、下瀬谷中学校出身。初土俵は11年５月。
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