連載 地図・絵図で見る瀬谷の生い立ち 第19回 瀬谷区制40周年記念『瀬谷区歴史地名ガイドマップ』に見る瀬谷の特徴文／横浜・瀬谷地図くらぶ 田中常義
図は、瀬谷区制40周年記念『瀬谷区歴史地名ガイドマップ』（２００９年12月）の区役所を中心とした地域の一部。
瀬谷区歴史地名ガイドマップは２００９年、中川村（昭和２年）と瀬谷村（昭和４年）の地番反別入地図の地名（字（あざ））を記入したものであり、区制40周年にあわせて区民に配布した。バス停や公園、橋名などに現在も残されている瀬谷の自然、地形、文化、言い伝えなどを今に伝えている。原、野、谷戸、窪地と地名から地域の特徴が垣間見えてくる。
しかし「住居表示に関する法律」（１９６２年）で殆どが失われた。地震や水害などの天災に対し、これらの地名は「ハザードマップ」の役割をなすとも考えられ重要である。
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