２０２４年の年頭にあたり、神奈川県内に組織基盤を持つ国政８政党の県代表・責任者が本紙にコメントを寄せた。
物価高に対する対応や税の使い道、政治改革、教育、社会保障、安全保障政策など、各党それぞれの重点政策が語られている。
８党のコメントは以下の通り（敬称略）。
自民党神奈川県支部連合会 会長 小泉 進次郎
あけましておめでとうございます。
かながわ自民党の強みは、国・県・市町村の連携による政策実現力です。
昨春の統一地方選挙では、皆さまの声を聞く身近な存在の議員が多く誕生し、市町村の特性に応じた経済対策につながりました。
本年は政治の信頼、そして経済の回復に全力で取り組んでまいります。
立憲民主党神奈川県連合 代表 青柳 陽一郎
国民目線と生活者視点で働くものが軸となる安心社会の実現に取り組みます。人にやさしく不正に厳しい「＃あたらしい改革」で「健康長寿」「所得と賃金が上がる経済」「教育と子育へ徹底投資」を柱に、納税者の代表として税金の使い道を正し、政策に活かしてまいります。県連代表として先頭に立ち、政治に緊張感を取り戻す一年にしていく覚悟です。
神奈川維新の会 代表 金村 龍那
新年おめでとうございます。「政治とカネ」の問題で政治不信が高まっているにも関わらず、未だに国会議員の調査研究広報滞在費の使途公開が実現していません。日本維新の会は自ら使途の公開や国会議員・地方議員は議員報酬の一部を「身を切る改革」として被災地等へ寄付を実践。維新は政治の信頼を取り戻し、神奈川より改革を進めます。
公明党神奈川県本部 代表 三浦 信祐
新年おめでとうございます。公明党は「政治改革」の先頭に立ち、大衆福祉の政策実現に全力を尽くします。長引く物価高騰から生活者、事業者を守り抜くため、公明党のネットワーク力で、光熱費・燃料費負担軽減、医療・介護・障害福祉分野で働く方の処遇改善、中小企業の持続的な賃上げの実現、教育費負担の軽減などの実現に邁進して参ります。
日本共産党神奈川県委員会 委員長 田母神 悟
新年おめでとうございます。いま自民党政治は末期状態です。暮らしはよくならないのに裏金疑惑。その上大軍拡と防衛増税。大もとに財界からの企業・団体献金、アメリカいいなりの政治があります。わが党はこの歪みを正し、賃上げと消費減税、社会保障拡充、教育費軽減を経済再生の力とし、アジアに平和の枠組みをつくるため、総選挙で頑張ります。
国民民主党神奈川県連 代表代行 小粥 康弘
国民民主党は政治資金の透明化と正直な政治を貫き、「対決より解決」の姿勢で政策の実現を目指します。特に物価高騰等により国民生活の厳しさが増す中、持続的な賃上げを実現し、将来への安心感と夢や希望を持って暮らす社会をつくります。また、政治へ信頼を取り戻し、働いて税金を払っている国民の側に立って新しい政治を実現してまいります。
れいわ新選組神奈川県第２区 総支部長 三好 諒
昨年はコロナが明けて輸入物価高が襲い、国民生活が実質的負担増に見舞われました。欧米の利上げも一段落し、世界は経済の安定成長にかじを切ります。我が国も「失われた30年」からの脱出のため、消費減税、次世代インフラ投資、人を育てる教育無償化など攻めの積極財政が必要です。野党随一の経済政策を持つれいわを応援願います。
社民党神奈川県連合 代表 福島 みずほ
２０２４年が、戦争へと突き進み新自由主義が跋扈する社会を変えていくための希望のある年になるように多くの人と力を合わせていきましょう。みんなで声をあげれば政治が変わることも痛感しています。地べたからの民主主義、憲法を活かしたいという勢力を大きくして、今の政治を変えていきましょう。がんこに平和、暮らしが一番を実現していきます。
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