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公開日:2022.03.03
区社会福祉協議会
ボラバスの軌跡、冊子に
被災地支援を振り返る
瀬谷区社会福祉協議会(福田愛一郎会長)がこのほど、2011年から続けてきた東日本大震災被災地への「瀬谷ボランティアバス」の軌跡を振り返る冊子を発行した。計13回の活動報告に加え、参加者や被災者の声、支援を通じて交流を深めた岩手県釜石市への復興応援メッセージなどをまとめた一冊だ。
区社協によるボランティアバスは11年12月に始まった。第1回は34人が参加し、同県大槌町や陸前高田市でがれき撤去や倉庫の清掃、思い出の品の分別などに従事。第2回以降は釜石市を訪れるようになり、夏祭りの運営支援、仮設住宅や復興住宅の人たちとの交流にも取り組んだ。
13回の延べ参加者数は451人。区民や瀬谷区災害ボランティアネットワークの会員に加え、横浜隼人高校など高校生が多いのも特徴だった。また、12年から19年にかけては「釜石からのメッセージ」をせやまる・ふれあい館などで開催。釜石市の社会福祉協議会職員や高校生による講演などを行ってきた。
「10年続けよう」
ボランティアバスは開始時の区社協理事会で、被災地を継続的に支援しようと10年間続けることが決まっていた。19年夏までは毎年行われていたものの、20年からはコロナ禍で運行できず、10年を迎えることになった。
冊子は、こうした背景を受け企画されたもの。運行の経緯や各回の実施報告が当時の写真付きで分かりやすくまとめられ、その歩みを知ることができる。第1回から参画している同ネットワークの会員、隼人高校の教諭やOB、区社協職員などの声も紹介。釜石市からも復興住宅の世話人会代表や社会福祉協議会の職員からメッセージが寄せられた。また、裏表紙には区民などから募った釜石市への応援メッセージも掲載されている。
A4サイズで、フルカラー32頁。500部を作成し、参加者や関係者などに配るという。3月中旬には、せやまる・ふれあい館内にある区社協の情報コーナーで閲覧できるようにする予定。
冊子を編集した玉井千尋さんは参加者や関係者への感謝の気持ちを話すとともに、「多くの人が被災地の復興を願い、ボランティアバスに参加してきたことを伝えたい」とコメント。今後については、「別のかたちで釜石市の方々とつながっていける取り組みができれば」と話した。
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