サッカーＪ３のＹＳＣＣ横浜は２月10日、三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドで新体制発表会を開いた。

　登壇したのはクラブの吉野次郎代表や倉貫一毅監督、新加入選手ら。集まったサポーターたちを前に、新シーズンへ向けた意気込みなどを語り、新ユニフォームを披露した。

　昨季は初めてＪ３からＪＦＬへの降格の可能性があった中で、「緊張感を持って戦った。昇降格があるシーズンはしびれるもので、学びもあった」と振り返った吉野代表。今季のスローガンに「一戦集中」を掲げ、「一戦一戦大切に戦って、勝っても負けても次の試合に集中する。まずは降格しないようにし、そこからさらにプレーオフ進出、Ｊ２昇格を目指していく１年にしたい」と語った。

　新加入選手はマレーシア代表歴のあるルクマン・ハキム選手、横浜ＦＣから加わったヴァンイヤーデンショーン選手ら７人。地元・横浜出身で上武大学から加入するＤＦの端野拓馬選手は「まずはスタメンとして試合に出て、無失点を続けられるようにしたい」と意気込んだ。

　リーグ開幕戦は２月25日（日）、ニッパツ三ツ沢球技場＝神奈川区＝でカターレ富山と対戦。午後２時キックオフ。