和やかな雰囲気で語り合う古屋さん（右）と渡辺さん
港南区制50周年記念事業のフィナーレイベントとなる「港南区元気な地域づくりフォーラム」が15日、港南台の横浜女子短期大学ホールで開かれ、区内各団体や自治会関係者約７００人が参加した。区内各地区で取り組まれている地域づくりの活動事例が紹介されたほか、今年は２０１９年１月の新年賀詞交換会から始まった50周年事業を写真と共に振り返った。
さらに50周年記念の特別講演として、横浜高校硬式野球部で長年監督を務めた渡辺元智さんとＹ校（横浜商業高）野球部元監督の古屋文雄さんの対談「未来を担う子どもたちに向けて」も行われた。同年代でかつて対戦した２人だが、古屋さんが現在は港南区体育協会や下永谷連合町内会の会長を務めるなど地域活動に積極的なこともあって今回の企画が実現した。
「良いライバルを」
対談は渡辺さんが「２人ともユニフォーム姿だったらもっと緊張しないんだけどな」と始めるなど和やかな雰囲気に。渡辺さんが「古屋さんは強烈なライバルであり、かけがえのない友人。子どもたちにも良いライバルをもちなさいと伝えたい」と語ると、古屋さんも「強い横浜高校があったから、皆も頑張ってこられた」と返した。このほか２人は夏の甲子園での思い出や控え選手の指導論などを語り合った。
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