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公開日:2026.07.02

馬場在住久住さん 県功労者表彰を受賞 配置薬業界の振興に貢献

  • 表彰状を持つ久住さん

    表彰状を持つ久住さん

 馬場在住で(一社)神奈川県医薬品配置協会の副会長を務める久住英雄さん(64)が6月8日、県の最高表彰の一つ「神奈川県県民功労者表彰」を受賞した。久住さんは「とても光栄なことで嬉しい」と笑顔で話した。

 同表彰は公共の福祉に貢献し、その業績が特に優れた人を広く顕彰するもの。79回目となった今回は、社会福祉、保健衛生、産業・経済、教育・文化、生活環境、ボランタリー活動の6分野で39人、1団体が受賞した。

 久住さんは、(有)クスミ薬品商会の代表を務め、薬配置販売を生業としている。薬配置販売業とは、いわゆる「置き薬」を扱う。直接家庭や企業を訪問して、薬をあらかじめ消費者に預け、次回訪問時に消費者が服用した分だけの代金を集める販売方法だ。

 県内で同様に薬配置販売を行う事業者で構成される県医薬品配置協会で約20年前から理事を務め、10年以上副会長を務めている。長年の間、配置薬業界の振興に貢献したとして、同会から推薦を受け今回の受賞に至った。同会は、磯子区を拠点に県内事業者約100人の会員を持つ団体。販売業者向けに講習を行うほか、献血活動などの社会貢献活動も積極的に行っている。

父の想いを継ぎ

 久住さんは28歳の時、父から継いで薬配置販売を始めた。それまでは、IT企業に勤めていた。当初は父の仕事を継ぐ気はなかったが、薬を通じて多くの顧客の健康を守ってきた父の強い願いを受け止め、継ぐことを決意した。「親孝行として、頑張ろうと思った」と当時を振り返る。

 「子ども頃からなんとなく父の仕事を見ていたが、未経験から始めるのは大変だった」と一から勉強を始めた。同会などの業界団体では父のことを知る人も多く「声をかけてくれる人もいて、父の存在の大きさを感じた」と話す。現在は、置き薬を通じて自身の健康管理に責任を持つセルフメディケーションを推進する帝都医薬品配置協同組合の理事長も務める。「各家庭に薬を届けつつ、健康に関わる情報提供も大切。体が動くうちは、継続していきたい」と意気込んだ。

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