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多摩区・麻生区 人物風土記

公開日:2020.03.13

多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC)の代表を務める
岡本 幹彦さん
中野島在住 58歳

  • 岡本 幹彦さん (写真1)

新風起こす、市井の力

 ○…数々の話し合いを経て、いよいよ来週開所する多摩SDC。「具体的に何をやるのかと皆に言われる。どうやったら区民に理解してもらえるか。一つひとつ実績を積んで面白がってもらえる場にしたい」。地域活動の中間支援役を担うため、まずは情報収集に力を入れる。頭の中で思い描くのは「現代版のリベラルアーツ」だ。「何かを知りたい人同士がお金を出し合って、その先生を呼んでくる。そんな仕組みをつくれたら」

 ○…IT業界で30年近く勤めたが、「違うことをやってみたい」と54歳で早期退職。市と専修大が行う「KSソーシャルビジネスアカデミー」に通い、参加者同士のつながりから多摩区まちづくり協議会に入った。ウェブサイトを運営する同協議会のプロジェクト「マグネット多摩」の代表になると、「ネット上に区の制限はない」と考え、活動の幅を広げるため法人化を実践。インターンシップを受け入れ、専大生とサイトづくりをしたことも思い出に残る。

 ○…中野島幼稚園に始まり、小中学校も「中野島」。生田丘陵で基地ごっこ、自宅の前の田んぼで野球と、活発な少年時代を過ごした。一度は地元を離れたが家庭を持ち、約20年前に戻ってきた。現在はかわさき市民活動センター(中原区)の嘱託職員として週5日働き、母親の介護も。「女房と一緒に日帰り温泉」が休日の息抜きだ。

 ○…任意団体の多摩SDCは3年間の助成金があるが、その後の継続が課題。「いかにビジネスと両輪化するか。最終的には行政の支援なしで持続させないと」。人々の知見や資格を生かす仕組み、クラウドファンディングなど、方法を模索する。「株式会社化して、区民に株主になってもらえらたら面白いよね」。快活に夢を語る。

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