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中原区版 公開:2020年8月7日 エリアトップへ

商店グループ「新丸子路地裏連合」を仕掛けた 久門 易(やすし)さん 小杉御殿町在住 59歳

公開:2020年8月7日

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好奇心に押され道拓く

 ○…「路地裏には魅力的なお店がたくさんある」。そんな地域の特色を知ってほしいと立ち上げたのが「新丸子路地裏連合」。今年3月には各店舗を回遊して楽しんでもらう「つまみぐいまつり」を開催した。新規客も多く訪れ大成功に終わり、10月には第2弾を計画中。「企業やフリーランスの方にも参加してもらって、商店街にとどまらず新丸子が一体化するイベントにしたい」と目を輝かせる。

 ○…愛媛県西条市出身。趣味のカメラで四国の名物「阿波踊り」を撮影し、出版社に投稿したところ、高く評価され雑誌に見開きで掲載された。高等専門学校で電気工学を学び、発電所に就職していたが「カメラを仕事にしたらどんなに面白い人生になるだろう」と脱サラ。そんなチャレンジ精神は趣味のバイクも同じ。山道など舗装されていない危険な道を好んで走った。人生もツーリングも、道なき道を突っ走る。

 ○…フリーのカメラマン時代に雑誌や広告などの撮影を手掛けるも「トレンドが過ぎれば捨てられる、後に残らない写真を撮っていることが虚しかった」と苦悩。末永く大切にされる写真を撮りたいと写真館を経営。創業から約30年、手掛けた写真すべてを大切に保管する理由は「どれも懸命に撮った自分の作品だからね。撮影を仕事として割り切れないんだよ」と、眼差しは熱い。

 ○…新旧の住人が入り交じる新丸子だからこそ大きく活性化させるチャンスがあると考える。目標は、引っ張る人がいなくてもそれぞれで活動できるような活気にあふれる地域をつくること。「今の活動はその土台づくり。どんな立場からの意見も柔軟に吸収してもっと楽しいまちをつくりたい」。新丸子の未来を切り拓く。

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