生田緑地(多摩区)にある川崎市岡本太郎美術館(北條秀衛館長)が11月24日、総来館者数150万人を達成した。当日は同館エントランスで記念式典を開催。来館者と共に、節目を祝った。
150万人目となったのは横浜市から来た二本木尚人さん(26)とパートナーの井内友紀さん(19)=東京都。式典では荻原圭一副館長が年間パスポートと岡本太郎作品集を2人に手渡したほか、生田緑地共同事業体とカフェテリアTARO、ミュージアムショップからもそれぞれ記念品が贈られた。2人そろっての来館は2回目といい、二本木さんは「まさか自分が150万人目になると思っていなかった」、井内さんは「こんなに多くの方が集まっている中、一緒に祝えてすごくうれしい」と感想を話した。
同館は、川崎市ゆかりの芸術家である岡本太郎が寄贈した作品を所蔵する美術館として、1999年10月30日に開館。2012年3月に来館者数100万人を達成し、来年は開館20周年を迎える。北條館長は「毎年8〜9万人の来場がある。川崎市の人口と同じ150万人で、実際には違うけれど市民一人ひとりに見てもらえたような感じがする」と語っていた。
150万人を達成した翌日から3日間は、期間限定サービスを実施。各日50組にフラワーアートカードとオリジナルポストカード、ドリップコーヒーが贈られた。
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