麻生区選出の市議会議員が11月7日、福田紀彦市長へ次年度の「重点予算要望」を提出した。
この日出席した市議は雨笠裕治(みらい)、勝又光江(共産)、木庭理香子(みらい)、月本琢也(チーム無所属)、花輪孝一(公明)の5氏。
議員団が提出したのは、まちづくりや環境、福祉など全8項目の重点予算要望。出席市議からは、計画が進む横浜市営地下鉄の新百合ヶ丘延伸について「設置予定の中間駅にまちづくりの視点を」という意見が上がった。また、高齢化が進む麻生区の現状に触れた市議からはコミュニティ交通の拡充、老人いこいの家の整備、柿生駅へのエスカレーター設置といった要望も行われた。
福田市長は「コミュニティ交通は大きな課題。民間資源をどう生かすか、自動運転など日進月歩の技術活用をしっかり検討していきたい。他の政令市も課題は同じなので、情報の共有でいろいろな知見を利用していく」と話した。
今回提出された重点予算要望の8項目は以下の通り。【1】川崎新都心「新百合ヶ丘駅周辺」に相応しいまちづくり、【2】環境対策に配慮した区内主要都市計画道路の整備促進、【3】コミュニティ交通網の整備・拡充、【4】鉄道輸送の充実、【5】都市農業の振興、【6】緑陰型公園・里山の整備、【7】市民利用施設の充実、【8】防災・防犯対策。
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