ピアノの全国コンクール「第7回ヤマハジュニアピアノコンクール」のグランドファイナルが7月28日に都内で行われ、京浜楽器百合丘センターに通う石崎夏向さん(小4)が、B部門(満10歳以下の部)で1位を受賞した。
同コンクールはヤマハが主催し、15歳以下を対象に2016年から行われている。年齢ごとに部門が分かれ、全国各地で予選を開催。B部門には全国の予選を通過した15人がファイナルに進んだ。
グランドファイナルの本番では、ベルコビッチ『パガニーニの主題による変奏曲』など、3曲を披露した石崎さん。各曲が異なる曲調だったため、「3曲をそれぞれの色で演奏し、聞いている人に楽しんでもらいたい目標で頑張った」と当日を振り返る。1位受賞に石崎さんは「とても驚いた。今もあまり実感がわいていないが、頑張って練習したことや、こだわった点が(審査員や観客に)伝わったのかなと思い、うれしい」と感想を語った。
大会の経験、次の目標に
毎日4時間はピアノに向かい練習する石崎さん。グランドファイナルの出場は、新しい目標にもつながった。石崎さんは「ファイナルに出場した皆さんの演奏を聞いて、勉強することが多くあった。もっと上達して、自分の思いを自由自在に音にして表現できるようになりたい」と笑顔を見せた。
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