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麻生区 教育

公開日:2023.11.03

市立小中学校
給食でSDGs学ぶ
大豆ミートカレーを提供

  • 大きな口を開けて食べる児童

  • 見た目は一般的なドライカレー

 SDGs学習の一環として全川崎市立小中学校で10月、大豆ミートを使ったドライカレーが給食で提供された。

 大豆ミートは大豆の油分を絞り乾燥させて肉に見立てたもの。大豆は、わずかな肥料と水で栽培できることから、牛や豚に比べ環境によいとされている。

 SDGsに関わる食材を給食に使用することで学びを深めてもらおうと、昨年大島小学校(川崎区)で大豆ミートを使用した献立を児童が考案し、提供。この取り組みをモデルに全市立小中学校で、今回作成した「学校給食とSDGsに関わる動画」を使った事前学習を実施し、給食が提供された。

 片平小学校では10月27日にカレーが提供され、児童からは「言われないと大豆だとわからない。苦手な人でも食べれそう」「ひき肉とほとんど同じでおいしい」などの声があがった。給食時間中には同校の栄養士が教室を訪れ、大豆ミートや食品ロスの問題について説明した。

 市教育委員会事務局健康給食推進室の担当者は「各校からヒアリングや相談を受けながら、今後も取り組んでいけたら」と展望を語った。

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