麻生区PTA協議会が主催する「食育推進コンテスト」の表彰式が11月11日、JAセレサ川崎新百合ヶ丘店で開催され、受賞者と保護者、後援団体関係者らが出席した。
区内の市立小中学校在学の児童、生徒を対象に、自分で作った料理の写真を募集し、料理に込めた思いや工夫点などを評価する同コンテスト。子どもの食育推進を目的に開催され、今年3年目を迎えた。
今年は過去最多となる24の区内企業や店舗、団体が後援し、7月下旬から9月上旬の募集期間に集まった80作品を審査。各団体名を冠にした賞を用意し、それぞれの基準で評価した。
当日は21人の受賞者が登壇し、自分の作品のパネルを持ちながら料理を作った感想や家族の反応を発表した。受賞者には盾に加え、野菜や納豆、カフェの無料券など各後援団体の特色がある副賞が授与された。
愛猫をモチーフにしたクッキーを作り、麻生区PTA協議会賞を受賞した佐藤春馬さん(片平小4年)は「家事や仕事を頑張るお父さんのために作った。家族から感謝の声を聞けてうれしい」と笑顔を見せた。
同協議会の須賀光栄会長(53)は「昨年よりもコメントがはっきりしている作品が多く、誰かのために作ったという思いが伝わった。料理は誰にでも必要なものなので興味を持つ機会になれば」と振り返った。
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