県政報告【13】 県議会報告〜県民に開かれた議会を目指して〜 神奈川県議会議員 小林たけし
座間市立市民文化会館で11月16日、私が所属する産業振興・環境対策特別委員会委員の県内出張による議会報告会が開催されました。「出前議会」と言っても良いかもしれません。
この日は、普段委員会室で繰り広げられる議会と神奈川県庁担当部局との質疑と答弁を、一般の来場者にご覧頂きました。そして、最後に来場者と私たち議員とで対話を行いました。
私は所属会派の一人として、成長産業創出・育成をテーマに「さがみロボット産業特区」や神奈川県による県内中小企業の海外展開支援などについて質問をしました。この特区では、過去2期10年、呼吸の乱れを検知したり、健康増進を目的とした生活支援ロボットの開発と普及を目指してきました。今年度から3期目を迎え、これまでの達成事項や今後の目標について担当部局に質問をしました。県内中小企業の海外展開支援は、私自身が大学卒業後にジェトロ(日本貿易振興機構)に勤務していた経験から大変興味のあるテーマでした。そのため、会場が座間市ということで県内の中でも座間市内で事業展開する企業の動向についても伺いました。
一番緊張したのは、一般来場者との意見交換です。事前に主張を整理した上で質問される方、その場の流れでお話される方など様々でしたが、当然のことながら事前に内容は分かりません。私を含めた各議員も勉強はしていますが、質問に対して公の場で的確に答えることは難しいものです。
今後も県民に開かれた議会報告会を行うには、今回のような平日の昼間だと集まれる方が限定されます。現役世代や高校生などにも門戸を広げるために、日時を工夫すると共に、夜間や週末に働く県庁職員の代休取得などの配慮も必要となります。今後も改善を繰り返しながら、県民に近い県議会を目指します。
当日の様子はユーチューブの神奈川県議会公式チャンネルからご覧いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=_QmIuFeEL_A&t=1715s
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