JR川崎駅北口近くにある「川崎浮世絵ギャラリー〜斎藤文夫コレクション〜」で5日(木)から「楊洲周延(ようしゅうちかのぶ)」展の後期開催が始まる。2月5日(日)まで。
楊洲周延は明治時代に活躍した浮世絵師。幕末の動乱期には旧幕府軍に加わり戊辰戦争を戦った異色の経歴を持つ。
多様化する明治時代の女性の半身像を描く揃物『真美人』は1897年から98年に出版された代表作。指輪や眼鏡を身につけるなど、西洋風を取り入れた当時の最先端ファッションが描かれている。『千代田の大奥』(94年〜96年)は人々の関心を集めた大奥の生活や行事を描いた大人気シリーズ。豪華絢爛な衣装や調度品とともに、四季折々の年中行事を楽しむ大奥の女性たちの生活を知ることができる。
「多様化する時代の流行を捉え、江戸への追慕を鮮やかな色彩と精緻な描写で表した、周延の画業をお楽しみください」と同ギャラリー担当者。
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