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川崎区・幸区 意見広告

公開日:2026.07.17

市政報告 高齢単身者の見守り活動情報共有のあり方考える 川崎市議会議員(川崎区)みらい川崎市議団副団長 林としお

  • 高齢単身者の見守り活動情報共有のあり方考える (写真1)

  • 高齢単身者の見守り活動情報共有のあり方考える (写真2)

 川崎区のとあるマンションの管理人の方が、ひとり暮らしの高齢者の部屋の異変に気づき、管理組合理事長と現況確認のうえ、警察へ通報を行いました。その後、消防レスキュー隊の派遣要請により、隣室のベランダから室内に入り、倒れている住人を発見・病院へ搬送するという事案がありました。

 このマンションには20世帯の高齢単身世帯が入居しており、管理組合が地区の民生委員と連携して常日頃から見守りを行っています。搬送された方の状況を心配した理事長が、数日後に区役所高齢・障害課に照会したところ、個人情報保護の観点から、入院先や症状等は教えられないとの説明(可能な範囲での情報提供)を受けたといいます。搬送から17日後には、病院から区役所へ死亡の連絡が入っています。地域の見守り手へは、症状や親族の確認など必要な情報を共有すべきと考え、今回の一般質問で本件を取り上げました。

 市側の答弁によると、病気や家族関係などの情報共有には本人の意思確認が原則とのことです。また、死者情報については「保有する死者情報の取扱い等に関する要綱」が制定されており、目的外の利用や提供は公益上特に必要がある災害時等に限られ、慎重な取り扱いが求められるとされました。

 現在、市は78事業者と協定を結ぶ「地域見守りネットワーク事業」を行い、昨年は76件の通報から4件の救急搬送等につながった実績もあります。他方で単身高齢者世帯は年々増加しており、今後を見据えると、行政の取り組みだけでは限界があります。町内会やマンション管理組合など、地域全体での見守り体制の充実がますます重要です。

 個人情報の扱いについて、市から「今後、他都市の状況等について調査・研究していく」との答弁がありました。これらを踏まえ、地域を支えている方々へのより一層寄り添った対応を今一度検討し、改善を進めるよう要望しました。

林としお

川崎区宮本町1

TEL:044-200-3355

http://www.hayashitoshio.com

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