さがみはら中央区版 掲載号:2019年8月15日号 エリアトップへ

保育者ステップアップ研修 職員の資質向上に一役 人手不足、多忙に懸念も

教育

掲載号:2019年8月15日号

  • LINE
  • hatena
昨年行われたステップアップ研修=市提供
昨年行われたステップアップ研修=市提供

 現場での保育の質向上を図ろうと、保育士や幼稚園教諭らを対象に市が行っている「相模原市保育者ステップアップ研修」が2年目を迎えた。手厚い内容が好評の一方、現場の人手不足から受講のしにくさを指摘する声も上がっている。

 共働き世帯の増加により保育需要が高まる中、2013年に市内で87カ所だった認可保育所は、18年には135園と48カ所増加している(認定こども園含む)。こうした状況を受け、市では保育の質を担保し職員の資質向上をめざして昨年度から同事業を始めた。

 研修ではキャリアステージや職に応じ保育者として求められる知識や技術を座学や実習で学ぶ。参加は任意で無料だが、児童虐待やアレルギー疾患の対応、職員のメンタルヘルス管理や他職種との連携方法など内容は多岐にわたる。

 市によると、初年度の参加者はのべ5千人に上り、受講者からは「小・中学校まで見据えた長期的な支援方法が学べた」「実践的な研修で、子どもとの触れ合いに生かせそう」という感想が寄せられた。実際に昨年度、受講者が研修内容を自園に持ち帰り、園内で研修会を開いたケースもあったという。

 一方、人手不足による受講のしにくさや職員の多忙化を懸念する声も上がっている。(一社)相模原市幼稚園・認定こども園協会の川崎永会長は、「保育業界の発展に役立つ良い取り組みだが、平日の日中開催など現場が人手不足の中、どのように研修を受けてもらうかが課題」と話している。市保育課では「開催時間を午前、午後、夜間など増やすことなどが参加しやすさにつながるのでは。職員の長期的なフォローアップも含め、研修内容を検討していきたい」と話している。

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

台風15号 市内にも爪痕

台風15号 市内にも爪痕 社会

倒木、停電 多くの避難者

9月19日号

SDGsフェス初開催

相模原JC

SDGsフェス初開催 文化

機運醸成へ 表彰や討論会

9月19日号

世界大会で3連覇

ダブルダッチREG STYLE

世界大会で3連覇 スポーツ

南区在住・前田さん所属

9月12日号

虐待防止へ対応強化

相模原市

虐待防止へ対応強化 社会

県警と全ての情報を共有

9月12日号

SDGs推進へ 研修強化

相模原市

SDGs推進へ 研修強化 文化

職員啓発で、普及後押し

9月5日号

清川村と包括協定

相模女子大

清川村と包括協定 社会

商品の共同開発も加速

9月5日号

「複合型スタジアム」検討へ

「複合型スタジアム」検討へ スポーツ

返還地候補に 組織設立

8月29日号

あっとほーむデスク

  • 9月12日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

  • 8月29日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

さがみはら中央区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年9月19日号

お問い合わせ

外部リンク